上司との面談予定まで後一週間。
退職したい気持ちは本物だと思えているけど、いざ辞めるとなると、今の率直な気持ちはこんな感じです。
・ここで本当に退職してしまってもいいのか
・続ける道もあるのではないか
・後悔するのではないか
・今後のお金の問題もある
・新しい居場所を見つけられるか不安
こんな自分の中のモヤモヤが晴れないままだと、上司に自信を持って退職を伝えられるのか?引き止められたら揺らいでしまうのではないか?とさらに不安になってきます。
また、上司からは「次の企画を任せようと思ってるから、前向きに考えてね」と言ってもらえて、会社に対する感謝と罪悪感が強くなり、固まりかけていた気持ちが少し崩れてますます揺らいでいました。
時間がないので、このまま中途半端な気持ちを残して、どちらかを伝えないといけない(退職するのか、続ける道か)のかなという不安を持っていたとき。
そんな私を心配してか、夫から本を薦められました。
それが「大富豪からの手紙」という本でした。
読み始めてみると、まさに私が今求めていた内容で、一気に最後まで読んでしまいました。
大富豪だった祖父が自分に遺した、お金ではなく9通の手紙。
旅をしながら、祖父の友人達と出会い、自分の進むべき道のヒントとなる手紙を1通ずつ読んでいくという内容。
最初から最後まで、私の琴線にふれる言葉に溢れていて、人生の見方が変わり、感動しました。
響く言葉は、その時その時の状況によって変わると思いますが、今の私に響いた言葉はこちらでした。
・決断した瞬間に、その未来は同時に誕生する。
・大半の人は、「将来、不都合があるからイヤイヤやる行動」に精一杯で、「楽しいからワクワクする行動」をやらない。そもそも人生は楽しむためのものであって、修行のためのものではない。
決断することで、その未来がやってくる。
当たり前かもしれないけど、なかなか決断できない私には強く心に残る言葉でした。
そして、私は楽しくてワクワクすることに毎日を使えていない。
これまでそれが当然だと思って見過ごしていたけど、その事実に改めてショックを受けました。
この本を読んで、とうとう決意が固まりました。
もう決断しよう。
ここで退職する。
大事なのは、ワクワクする方を選ぶこと。
背中を押してくれた夫に感謝。
次の記事に続きます。公開までお待ちください…