【時短勤務が3歳で終了】フルタイムに切り替え?退職?時短終了後の選択肢4つ

ご覧いただきありがとうございます。

2歳と5歳の子供を持つワーママです。

このページを覗いてくださったということは、

・時短勤務終了、フルタイムに切り替える時期が迫っている
・フルタイムで働けるのか不安
・時短を継続したいけど、会社に3歳以降の時短勤務やフレックス勤務といった柔軟な制度がない

こういったことで悩みを抱えているのではないかなと思います。

私もその悩める一人でした。

結果的にフルタイムへの切り替えを選択せず退職の道を選びましたが、1年半の間悩み続けました。

こちらのページでは、私が悩みに悩んだ時短勤務終了後の選択肢を4つご紹介します!

もちろん、他の選択肢もきっとあると思いますが、私の経験を参考までにお話ししたいと思います。

目次

時短勤務の制度とは?

育児・介護休業法で、子供が3歳になる前日までは時短勤務ができると定められています。

3歳まで※…企業は制度導入の義務がある
3歳〜小学校就学まで…企業の制度導入は努力義務である
※ 3歳の誕生日の前日まで

となっており、3歳で時短勤務が終了するという方もまだまだ多いのではないかと思います。

最近は小学校就学まで時短勤務ができたり、時短勤務が終了してもフレックスタイム制度を使えたり、時短正社員として期限なく時短で働けるような会社も増えてきてはいるものの、私の会社は、法律通り3歳で時短終了、その後はフルタイムと決められていました。

一律に3歳で時短終了というのは難しい

実際に3歳で時短勤務が終了してやっていけるのかを考えてみると、各家庭状況によっても子供の状況によっても違うので、一律に3歳というのは難しいと感じました。

4歳になったばかりの子供を持つ男性の同僚から、「うちの子は本当に育てやすい。嫁ともいつもそう話している」と言っているのを聞きました。

もしその状況なら、フルタイムに切り替えてもやっていけるという方もいるだろうと感じました。

うちは、上の子(5歳)は手がかからなくなってきているものの、下の子(2歳9ヶ月)はまだまだ手がかかる状況です。

夜中に起きたり早起きしたりもするし、ご飯もまだ手掴みだし、一人で最後まで食べることはできません。

保育園に行くのも嫌がり、毎朝なんとか連れ出しています。

上の子が同じくらいの月齢の頃に比べると、いつまでも赤ちゃんのようで手がかかる印象です。
(もちろんそこが可愛いところでもあるのですが…)

なぜ法律上は時短勤務が3歳までなのか、調べても明確な理由はわかりませんでした。

上の子の時の記憶では、3歳になると一気に子育てが楽になったような気もするので、こどもの脳の成長段階的にちょうどいいとか何か理由があるのかもしれません。

しかし時短勤務ができるのは3歳になる誕生日の前日までなので、フルタイムに切り替えられるかどうかの最終判断はその3ヶ月前(2歳9〜10ヶ月頃)にはしておくことになると思います。

退職や異動など、自分の環境を変える申し出をする場合は、2〜3ヶ月前に上司に申し出るとスムーズだからです。
(会社の規定上は、退職の申し出は2週間前までとなっているところも多いと思いますが、実際は引き継ぎもあるので2〜3ヶ月前には伝えておくのがベストです)

私は2歳9ヶ月頃の下の子と日々接している中で、まだまだママを必要としているのを強く感じ、どうしても子供と過ごす時間が減るフルタイム勤務を選択することができず退職を選びました。

せめて時短が3歳半までであれば、また違ったのかな…とも個人的には思います。

間もなく時短終了!その後の選択肢4つ

それでは、時短勤務終了後の選択肢として、私が実際に検討した4つをご紹介します。

①フルタイムに切り替えて勤務を継続する

自分から特に行動に移さなければ、自動的にフルタイムになり、そのまま継続して勤務することになります。

会社毎に状況は異なると思いますが、私の場合退勤時刻が1時間半遅くなります。

帰る時間が変わることによってどうなるか、想像しておく必要があります。

・保育園のお迎えに間に合うのか
・その後の寝かしつけまでのスケジュールに無理はないか
・習い事をしている場合、続けていけるのか(通える時間に変更できるか)

など、考えることも多いです。

また、テレワークを増やしてもらったり、通いやすい場所にある職場に異動させてもらう等の相談を上司にしてみる必要もあるかもしれません。

私も基本的にテレワークできない業務でしたが、もし「テレワークでないとフルタイムはできません」と言ったら、恐らく多少無理してでもテレワークをさせてもらえただろうと思います。
(私は退職を選びましたが、退職面談ではそのようなことを言って引き留めていただきました。)

他の同僚がテレワークをしていない場合、自分だけ申し訳ないという気持ちもあると思いますが、フルタイム勤務と子育ての大変な時期を両立するために一時的に必要なことだと割り切ることも大切です。

いつか自分の子供の手が離れた時に、積極的に周りの方のフォローをして恩返ししようという気持ちがあるだけで十分です◎

②家から近い部署や、子育てとの両立がしやすい部署に異動する

もし家から職場が遠い場合、フルタイムへの切り替え時にはかなりネックになると思います。

私も職場まで片道1時間15分かかるため、帰りが遅くなってしまうことに悩みました。

また、時短なら多少残業ができても、フルタイムになったらお迎えの時間もあって、定時ダッシュする必要があるかもしれません。

私の場合は繁忙期や、突発的な残業になることが多々ある業務だったので、フルタイム勤務になっても残業を全くしないのは難しいと想像しており、定型的な業務の部署に異動できないものか、と考えました。

家の近くで異動先が無いか、上司に相談してみるのも一つかもしれません。

③正社員からパートに切り替える

もし同じ職場で正社員からパートに切り替えることが可能であれば、慣れた職場で人間関係も変わらず、ストレスなく働き続けられるのではないかと思います。

仕事内容の想像もつくため、かなりやりやすいと考えられます。

ただし、時給になることによって給与がガクンと落ちたり、ボーナスも無くなる可能性もあります。

場合によっては正社員時代と同じようなことをしているのに待遇がかなり悪くなっただけと感じて、逆にストレスになることもあるかもしれませんので、よく検討が必要です。

職場から家が遠い場合は、家の近くでパートを探した方が、移動時間も有効に使えていいかもしれません。

④退職する

いろいろ考えた結果、明るい道が見つからなさそうであれば、退職というのも選択肢として考えられます。

もちろん今までの収入が無くなることになるため、やっていけるのかどうか、家族ともよく話し合って考える必要があります。

私は1〜3をすべて検討しました。

そして自分の体と心と相談し、夫ともよく話し合って退職を選びました。

人によって価値観はいろいろだと思いますが、

私の場合は、

まず大切なのは自分。
その次に家族。

フルタイム勤務に切り替えて、今子供たちと過ごしている毎日の大切な1時間半を、会社に捧げることはできない…。

そう思って退職を決意しました。

フルタイム切り替え前に退職を決意してみて感じたこと

私自身は、これまで続けてきた仕事に情熱を向けられなくなったということもあり、ここで退職を決意できたことは人生を前に進める良いきっかけだと思っています。

このままずっと同じ会社で、定年まで働き続ける想像ができなかったからです。

この切り替えのタイミングがなければ恐らく退職の決断はもっと難しいものになっていたと思うので、むしろ子供に感謝しなければならないなと思っています。

ですが、退職したくないのに退職を選ばざるを得ない方や、フルタイム勤務に切り替えることを選ばざるを得ない方もきっといらっしゃることと思います。

例えどんな選択をしたとしても、正解はありません。

『自分が選んだ道を正解にする』

そう思って進んでいけば、きっとその道が正解になります。
私も自分の選んだ道を信じて進んでいこうと思います。

恐らく世の中のワーママさんの誰もが悩んで、壁にぶつかることもある、キャリアと子育て。

家庭や子供の状況に応じて、もう少し柔軟に時短勤務や週休3日制などの働き方が選べるような社会になることを…

また、ワーママさん達がいろいろなことを諦めず、自分らしく生きられる世の中になることを願わずにいられません。

この記事を書いた人

保育園児2人と夫の4人暮らし。
往復2時間半の遠距離通勤しているワーママです。

毎日バタバタであっという間に過ぎていくので、少しでもストレスフリーな生活をしたいと願っています。

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