【ワーママの退職面談】退職理由の伝え方、退職日をいつにするか…考えておくこと4つ

ご覧いただきありがとうございます!

保育園児2人の育児と家事に追われながらワーママとして正社員で働くいちじくです。

この度、新卒から約15年間勤めた会社を退職することにしました。

自分の中で退職を決意したら、上司に伝えて合意を得ることで退職が確定し、退職に向けて走り出すことになります。

お世話になった上司に退職を伝えるのはとても勇気がいることだと思います!

引き止められて退職交渉が長引いたりして、必要以上にしんどくなってしまわないよう、できればスムーズに辞めたいですよね…。

あらかじめ準備してから退職面談に臨むことで、揉めずに円満に退職できる可能性が高まります。

こちらのページでは、私の経験を踏まえて、退職面談前に考えておくこと4つをご紹介します!

目次

上司との退職面談の機会の作り方

退職を決断したら、上司に面談の機会を作ってもらいましょう。

もし直近で予定されている面談の機会があれば、その場を借りて退職を切り出してもいいかと思います。

通常、面談では「あなたの方から何か言っておきたいことはありますか?」と時間を取ってもらえることが多いかと思いますので、その機会を利用すると改まって退職面談の機会を作る手間も省けます。

ちょうどいい面談のタイミングがない場合は、あらかじめ上司のスケジュールを確認した上で上司にメール(チャット)をして、「お話ししたいことがあるので、○日の○時から少しお時間いただけますか?」と伝えて面談の機会を作ってもらえばOKです。

直接だと周りの目もあったりで言い出しづらいと思いますので、メール(チャット)がベストかなと思います!

※オンラインでなければ会議室の確保も必要かと思いますが、私の場合は、雑談も交えて 1時間半かかりました。参考までに…

退職面談前に考えておくこと4つ

①退職理由の伝え方を考えておく

上司に納得してもらえる退職理由の伝え方を考えておくと安心です。

上司も、部下が退職する理由を会社に伝える必要がありますので、いろいろと質問をされる可能性があります。

まずは辞めると決意するに至った理由を真摯に伝えることが第一ですが、自分の口からちゃんと説明できるようにしておけば、必ずしも本当のことを言う必要は無いと思っています。

上司から見て納得感のある理由かどうか、説明に矛盾がないかを第三者の視点に立って検討してみるといいかと思います。

私の場合、実際はさまざまな理由が重なって退職を決意しているのですが、一番分かりやすいかな?と、退職理由を

時短勤務からフルタイムになることで、子どもと過ごす時間が減るため

と伝えようと考えていましたが「在宅勤務にして通勤時間を無くせば、フルタイムでも頑張れないか?」と提案された場合に反論しにくくなってしまうと気づき、考え直しました。

転職先が決まっていたり、退職後に何をするか明確に決まっている場合は、それを伝えれば引き止められる可能性は少なくなります。

もし明確に決まっていないという場合、私の経験から、次のポイントを押さえておくと引き止められにくく円満に話し合いが進むと思います。

会社の悪いところ(業務量が多い、人間関係や待遇が悪い等)を理由にすると、そこを改善するということで引き止められる可能性があります。

体調不良など、上司に介入する余地を与えないような個人的な理由にすることで、引き止められにくくなります。

子育てと仕事の両立ができないというネガティブな理由の場合、しんどい時期が過ぎるまで何とか頑張れないか?と引き止められる可能性があります。

子供と過ごす時間を増やしたい、新しくやりたいことがある、などのポジティブな理由にすると、引き止められにくくなります。

退職後に何をするか、特に決めていなくても、「退職してやりたいことがある」と伝えてしまってもいいと思います。

※職場の気になるところを改善してもらえる可能性があり、そこが直ったら退職しなくても良いという場合はダメ元で正直に伝えるのもアリだと思います!

②引き止められたらどうするかを考えておく

よほどの退職理由でない限り、あの手この手を使って引き止めてくる可能性があります。

育ててきた社員がいなくなることは会社にとって損失です。

引き止めるために提示される可能性のあるものを想定しておき、「こう言われたらこう返す」想定問答を考えておくといいと思います。

考えられる引き止め提案
・在宅勤務の提案
・条件のいい職場への異動の提案
・仕事の負担を軽くするなどの提案
・昇給・昇進などの打診
など

もし上司の言葉に気持ちが揺らいでしまって、上司に説得する余地を与えてしまった場合、退職面談がその一回で終わらない可能性があります。

「ご提案ありがとうございます。でも気持ちは決まっているので、退職いたします。」と感謝の気持ちを伝えると共に、気持ちは揺るがないことをきっぱり伝えた方がお互いのためかもしれません。

参考までに、私が用意しておいた想定問答はこちらの二つです。

【質問①】
在宅勤務なら通勤時間を無くせるし、続けられないかな?

【回答①】
今の私の理想の働き方が「週4日の9:00〜16:00勤務」なので、家の近くでパートか派遣を探そうと思います。

【質問②】
あと数年頑張れば、フルタイムで働けるようになるかもしれないよ?その時にはもう正社員になれないかもしれないよ?

【回答②】
数年頑張ればまたフルタイムで働ける時が来るかもしれないけど、その時になってみないとわからないので、一度仕事のペースを落としてゆっくり考えようと思います。

③退職日の希望を考えておく

有休が何日残っているのか、またその他の休暇(リフレッシュ休暇、ボランティア休暇など)で使えるものがあれば、それも含めて日数をカウントしておき、大体の退職希望日を伝えられるようにしておくとスムーズです。

退職日は「月末」がいいのか「月末以外」がいいのか、退職後の身の振り方によって社会保険料の払い方が変わってきます。
※退職後は間を空けず、すぐに転職して新しい会社の社会保険に入る場合は気にしなくてOKです。

会社を通して支払っている社会保険料(健康保険、国民年金)は、全員が加入する必要のある保険です。

通常は会社が半額負担をして、残りの半分は月々の給与から天引きされますが、「退職月の月末」に会社に属しているかどうかで支払い方が変わりますのでご注意ください。

退職日が「月末」の場合
会社としては、退職月も社会保険の対象とみなし、最後の給与から社会保険料が引かれます。
(通常の月と同じく、会社が社会保険料の半額を負担してくれます。)

退職日が「月末以外」の場合
会社としては、退職月を社会保険の対象外とするため、給与から引かれません。
その代わり、別途社会保険料を支払う必要があります。
(別途とは、国民健康保険や国民年金に自分で加入して退職月の分から支払うということです。その場合、会社は半額負担してくれないので、全額自分負担です。)

ただし、家族の扶養に入れば社会保険料の支払いは無くなるので、退職日を「月末以外」にして退職後すぐに家族の扶養に入ると、退職月の社会保険料は払わずに済みます。

自分のベストな退職日になるよう、引き継ぎスケジュールや有休消化を考慮した上で逆算して退職面談の日程を決めるというのも一つの手かもしれません。

④引き継ぎが必要なものをリストアップしておく

どんな引き継ぎがあって、引き継ぎにはどのくらいの期間が必要か、どこかで必ず上司から確認されることになると思います。

場合によっては、誰に引き継ぐかの候補も考えておくといいかもしれません。

詳細は別途報告でも大丈夫の場合がほとんどかと思いますが、その場でおおまかにでも答えられるとスムーズです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

転職以外の理由で退職する場合、正社員の会社を退職するという機会は一生に一度のことかもしれません。

会社を去る決断を伝える退職面談は、とても緊張しますよね…

私も面談直前は手足が震えました。

退職を伝えた後も、しばらくは上司や同僚と一緒に働くことになります。

気持ちよく最後まで働けるようあらかじめ準備をしていきましょう!

自分の気持ちをしっかり伝えられるように、頑張ってきてくださいね。

この記事を書いた人

保育園児2人と夫の4人暮らし。
往復2時間半の遠距離通勤しているワーママです。

毎日バタバタであっという間に過ぎていくので、少しでもストレスフリーな生活をしたいと願っています。

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